2023年8月6日、長野県小諸市で行われた小学生向けの「水力発電機の組立教室」に参加しました。このイベントは、御影用水・陣屋応援隊主催の環境教育イベントで、2台のピコピカ10を組み立てていただきました。
御影用水とは?
御影用水は、軽井沢千ヶ滝を水源とし、全長28㎞の「上堰」と全長36㎞の「下堰」からなる、農業用の水路です。この水路は約500haの農地のかんがいを可能にし、かつての荒れ地が御影新田として知られる優れた農地に変わり、後には幕府の天領となりました。それ以来、多くの農地で用水路として利用されています。
水力発電機の組立教室
この環境教育プログラムでは、小学生向けに御影用水・陣屋応援隊が自作した小水力発電装置を使用して、水力発電について説明が行われました。その後、組み立て教室が開催され、小学生と大人が協力して2台のピコピカ10を組み立てました。組み立て作業では、工具の取り扱いやピコピカ10の構造、水力発電についての詳細をノートにまとめ、真剣に取り組みました。
組み立てが完了すると、ピコピカ10を御影用水路に設置し、LED防犯灯を使用して点灯式が行われました。ピコピカ10が回転し、LED防犯灯が点灯する瞬間に、イベント参加者からは拍手と歓声が湧きました。
子供たちの声
この環境教育イベントを通じて、再生可能エネルギーについて多くのことを学んだ子供たちの声を紹介します。
「水路に組み立てた発電機が回る様子を見るのが楽しかったです!」
「ネジを締めたり、組み立てたりする作業が楽しかったです!」
「組み立てて水路に設置し、電気を発生させることが楽しかったです。」
「こんな小さな水車でも電気を発生できるとは思いませんでした。」
「実際に電気を生成できたことが学びになりました。」
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